#185 SR400 Custom Report
名古屋から持ち込んで頂いた2006年式のSR400をベースに制作した60‘sビンテージスタイルのボバー。
リアセクションのハードテール化やハーレー用のヘッドライト、分割ガソリンタンクの加工取り付け、ワンオフシッシーバー、 ○「BACON 」 による特殊エイジングペイントなどで本格的な雰囲気ながら、高年式イモビライザーつきのSR400をベースとすることで雰囲気を楽しみながら故障知らずで楽しく乗ってもらうことを心がけて制作しました。
もともとはこの ○「 №159 SR400 」 の正統派ボバーを標榜にスタートしましたが、製作途中で路線変更。 ハーレー用7インチへドライトをハイマウント、バイヨネットスタイルのシッシーバーの追加で60年代後半のアメリカB級ムービーで見られるボッパー的なスタイルで完成しました。
○「 ハードテール化やガソリンタンクの取り付けなど制作開始のブログ記事はこちら 」
○「 リアフェンダーや電装ボックス、ヘッドライトなどの取り付け作業のブログはこちら 」
○「 シッシーバー制作やヘッドライトの位置変更など制作過程のブログはこちら 」
【詳しいご紹介動画はこちら】
【走行】
【 車体右側のムービー 】
【 車体左側のムービー 】
【 車体全体と軽い試走のムービー 】
Custom List
ヘッドライトはハーレー用7インチを加工流用。ビンテージは使わずに明るいH4バルブの現行品をエイジング加工してハイマウントしました。
ハンドルは ○「 オールドレーサーバー 」。 ○「 グリメカスタイルブレーキマスター 」 やミニスイッチ、 ○「 アマルタイプスロットル 」 などコントロール類を小型化しスッキリとシンプルに仕上げています。
ステムトップには ○「 バーハンドル用トップブリッジ 」 を使用。 ストックに比べてハンドルクランプ位置が2cm以上も低くなり、車体全体のシルエットを整えます。
ステム下に ○「 ハンドルロックウェルドオンキット 」 でハンドルロック機構を新設。 車検時や保管時にも安心の装備です。
存在感の無い車体の雰囲気に溶け込むウインカーは ○「 スモールラバーウインカー/スモークレンズ 」。 ○「 ダイヤモンドウインカーステー 」 を使いフレーム前側にボトムマウントしました。
使用タイヤはボリュームのある「LOADSTAR 4.00-18」です。
ハーレー用3.5ガロンタンクを幅つめ加工して取り付けたガソリンタンク。 ガスキャップは雰囲気の良い ○「 サークルガスキャップ 」 を使用しました。
シート下フレームはリアの ○「 ”リジットライン”ボルトオンハードテールキット 」 と繋げるために肉厚鋼管で一直線に造りなおしています。
ステップは ○「 ミッドハイステップキット 」 。ラクで疲れにくいポジションと、バイク慣れしたようなカッコいい乗車姿勢になる2%ER定番のステップキットです。
シートは ○「 ナローベイツレプリカソロシート/ピリオンパッド 」 のセットで、ソロシートはスプリングマウントです。
マフラーはシンプルなドラッグパイプを制作しました。
高年式の車体なのでかさばる電装、配線類は開閉式で整備しやすいワンオフ制作の電装ボックス内に収納しています。
【 ほかセンター/車体まわり使用パーツ 】
○「 ウェルドタブ/ナット類 」ガソリンタンクやシート、電装ボックスの取り付けに多数使用。
リアセクションは ○「 ”リジットライン”ボルトオンハードテールキット 」 でステムからリアアクスルを一直線に繋ぎ往年のリジットフレームスタイルに変更。その名の通りのボルトオンによる取り付けなので、スイングアーム/リアショック仕様にチェンジでき、車検時やスタイル変更も容易に行えます。
使用タイヤは「LOADSTAR 4.50-18」です。
リアフェンダーはレプリカの中で雰囲気が良くいちばん強度の高い「センターリブフェンダー」をベースに裏板補強を追加して取り付けしました。
バイヨネットデザインのシッシーバーは4角棒、6角棒、平板の組み合わせでワンオフ制作。
ビンテージ感溢れるテールランプは ○「 レプリカクロッカーテール 」 を使用しました。
リアアクスルプレートに ○「 スモールラバーウインカー/スモークレンズ 」 を取り付け、視認性よく目立ちません。