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#188 SR500

Custom Bike

Style: , ,

#188 SR500 Custom Report

70年代の英車ベースのダート/フラットトラッカースタイルを標榜に制作したSR500カスタムです。

 

こだわりの強いオーナー様と、自分がSRでトラッカーを造るときのために暖めていたアイデアが一致したので意気投合してフレームからホイール、エンジンまでフルカスタムで制作させてもらった1台です。

 

このスタイル特有のムダが無く水平でシンプルなスタイルにするために、骨格となるフレームはシートレールを一度切断し、新規の肉厚鋼管をパイプ1本分ほど上方に持ち上げ、合わせてリアショック受け位置も上方へ移設、

F19インチ、リア18インチのH型アルミリム、ストックより少しだけ長いリアショック、

ハンドルクランプ位置が大幅に下がる他車流用のトップブリッジで全体のシルエットを当時のレーサー風に整えました。

 

フレームエンドはトラックマスターフレームのデザインでフェンダーブレースを制作しました。

ガソリンタンクはBSA用を加工。多少の幅つめ加工でSRの車格に似合う寸法にリサイズしています。

 

往年のフラットトラッカーのディテールをSRの車体にバランス良く落とし込むためにオーナーと何度も打ち合わせをしながら制作したSR500です。

 


「 オーナーとの出会いからカスタム開始、フレーム加工のブログはこちら 」

 

「 ガソリンタンク加工のブログはこちら 」

 

「 BSAのガソリンタンクの加工取り付けや全体バランス決定のブログはこちら 」

 

「 ステップ周りの加工や最終仕上げ前の準備のブログはこちら 」


 

【 車体右側のムービー 】

 

【 車体左側のムービー 】

Custom List

Front

(ハンドル、Fフォーク、ヘッドライトetc.)

フロントフォークはストックのままボトムケースの余分なステー類をカットしてスムージング後ポリッシュで仕上げました。

 

あくまでストリートでの使用が目的なので、アンダーブラケットには「ハンドルロックウェルドオンキット」を追加。 クロームメッキ仕上げです。

 

この手の水平基調なスタイルを造るときに弱点になるヘッドパイプ位置が高すぎるSRのフレームですが、他車流用のトップブリッジでハンドルクランプ位置を約32mm下げシルエットを水平に近づけています。

 

フロントホイールはエキセルの19インチH型アルミリム。 ホイールハブは「ハブキャップ/プレーン」を追加し、内側をショットブラスト、ハブ耳はレーシーなドリルド加工のあとヘアラインで仕上げました。

 

サイドマウントのヘッドライトは以前にアメリカのスワップミートで発掘したものをリクローム、汎用のライトステーを削り込んでマウントしました。

 

ハンドルはトラッカーバーを使わずにあえてのアリエルタイプを延長加工、コントロール類は「クロームブレーキレバー」、「クロームクラッチレバー」、「アマルタイプスロットル」、ミニスイッチなどでシンプルなブリティッシュスタイルで仕上げています。

デコンプはブリティッシュスタイルのチョークレバーを加工取り付けしました。

 

スモールラバーウインカー/スモークレンズ」を目立ちにくいガソリンタンク下に取り付けしています。

 

 


Center

(タンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラーetc.)

シート下フレームをストックよりパイプ1本分上側へ移設し、シルエットを整えたメインフレームは余分なステー類をスムージングしクロームメッキで仕上げました。

 

エンジンはシリンダーヘッドに丸みのあるアルミフィンを追加溶接でビッグフィン加工、シリンダーはパウダーコート、カバー類はバフフィニッシュです。

 

BSAのガソリンタンクは念入りなリペア後、22ミリ幅を詰めて3点ラバーマウントで安全に取り付け。

 

エキゾーストはワンオフ。 オーナー拘りの角度のエキパイは口金に「ワンオフ用エキパイフランジセット」を使用、エンドにデッドストックのレーシングメガホンをセット。内部には高音を消しトルクフルな特性になる「ローパスバッフル」を仕込んでいます。

 

ステップ、ペダル類はストックを加工。BSAのステップラバー、ノートンのチェンジラバーを取り付けました。ブレーキペダルは当時モノのようなアールに手曲げ加工を追加しています。

 

ソロシート/ピリオンパッドもワンオフ制作。前後のシートがなだらかに繋がるようにマウントしました。


Rear

(フェンダー、リアショック、スイングアームetc.)

ワンオフ制作したステンレスリアフェンダー。トラックマスター風デザインのフェンダーブレースと裏側の効果的な補強でガッチリ取り付けしています。

 

もともと小ぶりなステンレス製の「69テールtypeⅢ」ですが、さらに小さくリサイズしてそつなくマウントしました。

 

リアホイールは「H型アルミリム/スタンダードサイズ」。フロントホイールと同じくホイールハブは内側をサンドブラスト、ハブ耳にドリルド加工を追加しています。

他車用を加工流用したリアショックは細身でオールクロームのものを取り付け。

 

リアショック裏側の目立ちにくい位置に「スモールラバーウインカー/スモークレンズ」を仕込んでいます。