#164 XS750 Custom Report
70年代後半にホンダCBやカワサキZへの対抗馬としてヤマハから発売されたヤマハ初の3気筒、初のシャフトドライブを採用されたXS750をベースに制作したチョッパーです。
2%ER店主がボロボロの不動だったベースを手に入れ各部を修理、整備をしつつ、当時のB級チョッパーマナーに習って楽しみながら作業した1台です。
フロントフォークやガソリンタンクなどボロボロすぎて使いものにならなかった箇所を中心に、ノーマルフレームのままオリジナルパーツでフロントフォークを延長、シッシーバーやハイバックシートなどでラクにロングツーリングに行ける高速ツアラーとして制作しました。
綺麗ではなかった状態の車輌に新規で制作したガスタンクやリアフェンダーなどは雰囲気を合わせるために全体にエイジング加工、エイジングペイント。
自分用の車輌だったので 〇「 BACON 」 にペイントブースを借り、師事しながらセルフペイントしました。
( こちらがベース車輌です )
「全体のご紹介動画です」
「走行動画です」
「車輌右側」
「車輌左側」
Custom List
Frontハンドル、Fフォーク、ヘッドライト etc.
使いものにならなかったフロント周りはSR500から加工流用したものをベースにオリジナルパーツの 〇「 15cmロングインナーチューブ 」 と 〇「 15センチジョイント 」 で30センチ延長しました。 フォークのヨレやヨーイングの予防としてスタビライザー効果の高い 〇「 チークバー 」 を追加しています。
ホイールもSRから流用。 〇「 アルミハブキャップ 」 を追加してクラシカルに仕上げました。
ヘッドライトは 〇「 スポーツスタータイプ ヘッドライトキット 」。 ロングツーリング仕様として車検にも通る明るさのH4バルブのヘッドライトを採用。
ハンドルは立ち上がりに絞りパイプを使用したワンオフZバー。ビンテージチョッパーパーツのレプリカとして制作しました。
コントロール類は 〇「 アマルタイプスロットル 」 や ミニスイッチ化でスッキリ仕上げしています。ミラーは雰囲気よく視認性の高い 〇「 B級クロスミラー 」です。
ステム下には 〇「 ハンドルロック ウェルドオンキット 」でハンドルロックを新設。出先や保管時、車検にも安心の装備です。
【ほかフロント周り使用パーツ】
〇「 フォークブーツ 」 〇「 ミニミニメーター フォークマウントキット 」
〇「 スモールバレットウインカー 」 〇「 ウェルドタブ Sサイズ 4.5ミリ厚 」(ウインカーの取り付け)
Centerタンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラー etc.
フレームにはほぼ手を加えずにカスタムしたセンター/車体まわり。
一般的なスポーツスタータンクを加工し取り付けています。
3気筒のトリプルエンジンを強調したかったので、3本並べて制作したワンオフのドラッグパイプ。エンドの部分にすこしだけ動きをつけてアクセントとしました。
シートはスイングアームフレーム用のビンテージハイバック。しばらく乗っていると当時モノの硬化した表皮が破れたので新オーナーに渡す前に新しい表皮に貼りなおしました。
吸気はエアクリーナーボックスを撤去してパワーフィルター化。マニホールドラバーのみで宙吊りになったキャブレターにはサポートを制作し、長く乗れるように工夫しています。
【ほかセンター/車体周り使用パーツ】
〇「 ウェルドタブ/ナット類 」ガソリンタンクやキャブサポート、マフラーやシートの取り付けに多数使用。
Rearフェンダー、リアショック、スイングアーム etc.
〇「 280ミリG-サスペンション 」でローダウンしたリア周り。
エンド後端のみ少しだけカットしたリアサブフレームに5inフラットフェンダーをセット。
シッシーバーはSR400/500用のオリジナルパーツ、〇「 シッシーバーキット 」を少加工して取り付けました。長さはミドルタイプです。
テールランプは 〇「 ビーハイブ 」。 定番の組み合わせです。
【 ほかリア周り使用パーツ 】
〇「 スモールバレットウインカー 」
〇「 ウェルドタブ/ナット類 」(ウインカーやリアフェンダーの取り付けに使用)