#153 SR400 Custom Report
1回のツーリングで相当な長距離を走るオーナー様に持ち込みいただいた 〇「 ハードテールカスタム 」です。
サスペンション無しの”リジットライン”ハードテールフレームながら、乗り心地を第一に制作しました。
チョッパーにしてはすこし大きめなガスタンクや
ゆったりしたポジションの〇「 フォワードコントロールキット 」,
取付角度やシートスプリングへの体重の入力のテコのかかり増やして柔らかく動くように加工した
〇「 バックサイドアップのソロ/サドルシート 」、
大きめの明るいヘッドライトやノーマルをペイントしたフロントフェンダー、
荷物の括れるシッシーバーなどはすべてラクに長距離を走破するための装備です。
もう1台のカスタムバイクはキレイに仕上げられているオーナーからのご要望は
「 このSR400はドン臭く素人っぽい感じで 」というオーダーでした。
〇「 関連ブログ記事① はこちら 」 〇「 関連ブログ記事② はこちら 」
( ↓ 試乗に行かれたオーナー様が帰ってこられたときの乗り心地の感想です )
Custom List
Frontハンドル、Fフォーク、ヘッドライト etc.
フロントフォークは5cm延長。 ( 切削屋さんにお勤めのオーナー自作品です )
2%ERでは⇒(こちらのキット)をご用意しています。
距離を走られるオーナーがセレクトされたコストパフォーマンスの高いタイヤはBT45。
チョッパーにしては大きめな明るいヘッドライトは 〇「 ルーカスタイプヘッドライトケース 」。
取付けステーはステンレス材でワンオフ制作しました。
〇「 6.5インチプルバックハンドルポスト 」に大きく手前に引いたハンドルバーの組み合わせ。
スロットルは小ぶりな 〇「 アマルタイプ 」、 左スイッチも操作しやすい小さいものです。
【 ほかフロントまわり使用パーツ 】
〇「ロックデコンプレバー 」 〇「 スモールバレットウインカー 」
Centerタンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラー etc.
特に乗り心地を重視してシートやステップを配置した車体周り。
ステップは 〇「 ミッドフォワードコントロールキット 」 。 ゆったりしたリラックスポジションとなります。
シートは2%ER厳選の 〇「 BATESタイプ本皮 ソロ/ピリオンシートセット 縦タックロール 」。
カッコよく高価なシートは世の中にたくさんありますが、 乗り心地、デザイン、価格の面で優れたハードライド製を使用しています。
シート裏のスプリング取付け位置をすこし前側に移設することで、より柔らかくシートスプリングが作動するように変更、
シート自体の取付け角度も疲れにくい角度になるよう念入りに検討して設定しています。
ルックスだけで見るとすこし前すぎるピリオンパッドですが、加速時にホールドしてくれる柔らかいストッパーとなり、
ロングツーリング時に 「 お尻の引越し 」 ができる位置に配置。 ここもラクに乗っていただけるように考えた箇所です。
シート下フレームはリアセクションのハードテールキットに一直線に繋がるように造りなおしています。
大きめのガソリンタンクは通称「 キングスポーツスタータンク 」と呼ばれる現行ハーレーのものを
取付け加工しました。
長さのあるガソリンタンクですが、ノーマルと同じくガソリンタンクを取り外さなくてもオイル交換可能です。
マフラーはワンオフ制作のエキゾーストパイプに 〇「 トランペットマフラー ロングベル 」の組み合わせです。
【 ほかセンター/車体まわり使用パーツ 】
〇「ウェルドタブ/ウェルドナット各種」(シートや電装類の取付に使用)
Rearフェンダー、リアショック、スイングアーム etc.
スタイルの要となる 〇「 “リジットライン”ボルトオンハードテールキット 」。
ヘッドパイプからリアアクスルまでを一直線に繋ぐ往年のリジットフレームさながらのボルトオンキットです。
その名の通りのボルトによる脱着設計で、容易にスイングアーム/リアショック仕様への変更できます。
今回は通常の5cmロングよりもさらに8cm長い、 13センチ延長のロングハードテールを使用しました
定番のフラットフェンダーに、こちらもテールランプは定番の 〇「 スパルトテールランプ 」。
ワンオフのシッシーバーは車体に合わせてすこし太めに制作しました。
【 他リア周り使用パーツ 】
〇「ウェルドタブ/ウェルドナット各種」(シッシーバーやウインカー、リアフェンダーの取付けに使用)