#154 SR400 Custom Report
淡色のペイントの小ぶりな外装にフロント21インチ、ジョッキーシフト、エイプバーといった60年代のKUSTOMスタイルで組み上げたSRチョッパーです。
各部シンプルに、余計なことはせず王道のパーツたちをバランスよくセットしたSR400です。
よく見かけるリアフェンダーが短いコンパクトチョッパーとはまた違ったスタイルとして制作しました。
ハードな乗り心地のショートリアショック仕様ながら、ハンドルやステップ位置、シートの選択によってラクなポジションを確保、 オーナーの毎日の通勤、夜遊びにも疲れにくい設定です。
もともとは〇「 カスタムギャラリー№17 」。 2%ER最初期のカスタムを長い期間乗り込まれたオーナーに持ち込みいただき、 今回リア周りを中心にカスタム、スタイル変更させていただきました。
〇「 関連ブログ記事① はこちら 」 〇「 関連ブログ記事② はこちら 」
( 雨天での撮影だったため全体的に見にくい写真かもしれません。申し訳ありません。)
Custom List
Frontハンドル、Fフォーク、ヘッドライト etc.
フロントホイールは60‘sスタイル定番の 〇「 フロント21インチキット 」。ハブキャップはバイク屋で勤めるオーナーの自作品です。
通常よりもすこし高い位置に取り付けたヘッドライト。〇「 ユニティーレプリカヘッドライト 」 と 〇「ボトムマウントライトステーⅡ 」 の組み合わせです。
ハンドルはデッドストックのエイプバー。コントロール周りは 〇「 アマルタイプスロットル 」 や 〇「 クロームブレーキレバー 」でスッキリ化。
〇「 ジョッキーシフト 」にしているため左側にはレバー無し、 各スイッチ類もタンク左に移設しているため非常にシンプルなハンドル周りとなっています。
常にバイクで移動されるオーナーのために 〇「 ハンドルロック ウェルドオンキット 」を使ってステム下にハンドルロックを新設。 出先や車検時に安心の装備です。
スピードメーターはデザインのジャマをせず目立ちにくく、視認性のよいガソリンタンク左前側に「60φ機械式スピードメーター」を「ユニバーサルメーターステー」で取り付けです。
Centerタンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラー etc.
〇「 ミッドハイステップキット 」 と同ポジションの 〇「 ミッドハイジョッキーシフトキット 」。クルマと同じフットクラッチ機構なのでハンドルにクラッチレバーが無くスッキリします。左手でシフト操作するギアチェンジはバイクを操ることが楽しくなります。
極厚の鋼材を使用し、強度、剛性、耐久性、さらにのちの整備性にもこだわって施工したシート下フレームのドロップ加工。
ソロ/サドルシートは 〇「 BATESタイプ本皮 ソロ/ピリオンセット 」のタックロール無し、ホワイトカラーの特注品です。 (同価格です)
キャブレターは 〇「 FCRキャブレター 」に変更。 どんくさいSRがいっきに速く、楽しくなります。
いちばん最初にワンオフで制作したハイトンネルのピーナッツタンク。
今回はペイントの変更のみで仕上げました。
エキゾーストパイプはワンオフ制作品です。
【ほかセンター/車体まわり使用パーツ】
〇「 ブラスキックペダル 」 〇「 スモールラバーウインカー 」
〇「 カスタムイグニッションスイッチ ウェルドオンキット 」 〇「 ワンオフパイプ制作キット 」
〇「 ウェルドタブ/ウェルドナット各種 」(シートやシート下電装類の取り付けに使用)
Rearフェンダー、リアショック、スイングアーム etc.
5cm延長加工したスイングアーム。 この加工で寸づまりなSRをバランスよく仕上げました。
角鋼を使ったシッシーバーはワンオフ。 リアショック前に小ぶりなタンデムペグを配置しています。定番のフラットフェンダーとの王道の組み合わせです。
テールランプもごくスタンダードな 〇「 台座つきルーカステール 」。
それぞれのパーツが定番のものながら、配置やスキマ感をバランスよく取りながら仕上げました。