#237 SR400 Custom Report
2%ERのSRカスタムを代表するスタイルのひとつ、ノーマルフレームのロングフォークB級チョッパーとして、すこし普段と違う感じで制作した店主、スタッフ用のお店用SR400です。
過去に自分用に制作したSR400/500はすべて「これが欲しい!」と言ってもらえるお客さまにお譲りしてきましたが、今回は「欲しい」と言われないくらいのイナたいB級スタイルでダサカッコよく仕上げました。
個人売買で入手したSR400をベースにエンジン腰上のO/Hからスタートし、アメリカで入手したパーツや別のお客さまに譲ってもらったシート、オリジナルのボルトオンパーツや多少のワンオフパーツを組み合わせ仕事の合間や残業時間にゆっくり制作しました。
※販売目的ではなく店主やスタッフの日常の脚、お客様と遊びやいっしょに走ったりするときのために制作したものです。
【詳しい解説、ご紹介動画】
【2021北海道ツーリング車です】
〇初日、上陸からすぐに自走不能のトラブルでバラバラ
〇700km走行の2日目(トラブルあり)
〇ライダーの聖地巡りの3日目(今回もトラブルあり)
〇雨の4日目 ライダーハウスのご紹介
Custom List
フロントフォークは合計25cmロング。「15cmロングインナーチューブ」と「10cmロングフォークジョイント」の組み合わせです。この長さなので「チークバー」でハンドリングの応答性を向上、「フォークブーツ」を追加しました。
ヘッドライトは「スポーツスタータイプヘッドライトキット」。H4バルブで明るく大きめのボディーにたくさん配線類を収納できる便利なヘッドライトです。
特徴的はハンドルライザーはアメリカ出張時に「Kiyo`s ガレージ」で譲ってもらったもの。過去たくさんのお客さまにオススメしましたがアクの強さに敬遠され余っていたので取り付けました。ハンドルは転がっていたZバー。コントロール類は2%ER定番のスッキリ化。「アマルタイプスロットル」、「チョッパーグリップ」、ミニスイッチ、「B級クロスミラー」、「ロックデコンプレバー」などを使用しています。メインキーは「カスタムイグニッションスイッチ ボルトオンキット」でフレーム右下に移設です。
往年のB級感をプラスするためにスピードメーターはあえてのノーマルをあえての場所にマウントしました。
ウインカーは「スモールバレットウインカー」を「ボトムマウントウインカーステー」でフレーム下部に取り付けです。
あえてのノーマルを使用したガソリンタンクは「BACON」の工場で道具を借り店主自らペイントしました。
マフラーは新作の「セミアップドラッグパイプマフラー」。トルクアップのために「ローパスバッフル」を少加工して取り付けました。
シートはおそらくAEEのビンテージのハイバック。使わなくなったお客さまから譲ってもらったものです。「ミッドハイステップ」と同じ位置の「ミッドハイ/ジョッキーシフトキット」と合わせて1日700km以上走っても全く疲れないポジションにマウントしました。
キャブレターは鋭く伸びやかな加速で扱いやすい「FCR39φ」。SR400/500の走りを激変させます。出荷状態のプラスチック赤ファンネルを排して「FCR用アルミショートファンネル」、ゴミよけとして「ファンネルネット」を追加です。
ロングフォーク化に伴い足りなくなったサイドスタンドは「サイドスタンド延長プレート」を溶接追加しました。
シート下はスカスカに。「BRATSTYLE電装プレート」でスッキリ仕上げています。
スイングアームを5cm延長したリア周り。リアショックは「265mm G-サスペンション」でローダウンを使用しました。
リアホイールは「リア16インチキット」で16インチ化です。
リアフェンダーは「フリスコフェンダー」。ビンテージのネスフェンダーを強度を倍以上に高めてリプロダクトしたものです。「ビンテージルーカスタイプテールランプ」を加工し取り付けました。
「シッシーバーキット」のプレート部分を延長加工したシッシーバー。バー本体はワンオフ製作です。
ウインカーはフロントと同じく「スモールバレットウインカー」を使用しました。