#190 SR400 Custom Report
遠方のお客さまの車輌で、前オーナーの母親さまから受け継がれたSR400を車検などお預かりのタイミングのたびに長い年月をかけてゆっくりカスタムさせていただいてきました。今回ようやくオーナーの理想の形に近づいたのでこのカスタムギャラリーへのアップとなりました。フロントにショートガーターフォーク、リアはハードテール化したコンパクトなチョッパーです。
【全体の詳しい解説と走行ムービー】(身長170cm 約10分)
【車体右側のムービー】
【車体左側のムービー】
Custom List
フロントフォークは他店さまでワンオフ制作されたショートガーターフォーク。マイナストレールで危険だったハンドリングの改善とグランドクリアランス確保のために上下のシャックルを造りなおしトレール幅を調整しなおして組み付けました。
ガーターフォークながらステム下の扱いやすい箇所に「ハンドルロックウェルドオンキット」でハンドルロックを新設。
ハンドルは2%ERでワンオフ。ライザーレスのドラッグバーでガーターフォークの雰囲気に合わせコンパクトに制作、パウダーブラック仕上げです。
「アマルタイプスロットル」やミニスイッチでコントロール類はシンプルにスッキリ化。
ヘッドライトは定番の「5.75ベーツライト ブラックボディー/クロームリム」。
ウンイカーはフレームボトムに「スモールバレットウインカー」を取り付け。「ボトムマウントウインカーステー」を使用しています。
スピードメーターはデザインのジャマをせず目立ちにくく、視認性のよいガソリンタンク左前側に「60φ機械式スピードメーター」を「ユニバーサルメーターステー」で取り付けです。
使用タイヤはボリュームのある「LOADSTAR 4.00-18」です。
ガソリンタンクはスポーツスタータイプを採用。
ショートガーターフォークで低くなりすぎた車体なので、以前から取り付けしていたフィッシュテールエンドを使いショットガンスタイルのエキゾーストパイプをワンオフで制作。最低地上高を確保しています。
リアセクションの「”リジットライン”ボルトオンハードテールキット」と一直線に繋げるためにシート下フレームを肉厚鋼管で造りなおしています。シートは「BATESタイプ本皮ソロシート」。柔らかくよく動くシートスプリングの採用で以前のショートサス仕様よりも格段に高いクッション性で乗り心地をアップさせています。
レギュレターや「ウインカーリレー」、「バッテリーレッサー」などの電装類はエンジンのクランクケースの後ろ側に新製品の「エレクトリックプレート」を使い
【ほかセンター/車体周り使用パーツ】
「ウェルドタブ/ナット類各種」シートやマフラー、ガソリンタンクの取り付けに多数使用
リア周りにはスタイルを決定づける「”リジットライン”ボルトオンハードテールキット」を採用。往年のリジットフレームラインをSR400/500で再現できるキットです。その名の通り取り付けはボルトオン、車検時やスタイル変更時簡単にスイングアーム/リアショック仕様に変更でます。
使用タイヤは「LOADSTAR 4.50-18」です。
リアフェンダーは以前から取り付けしていたファットボブフェンダーのサイド部分をカットして取り付け。寸足らずとなったフロント部分にはデッドストックのマッドフラップを加工取り付けし、新規でリアフェンダーを制作するコストを抑えて仕上げました。
ウインカーは定番の「スモールバレットウインカー」を使用しています。
テールランプは「ルーカスL525レプリカテール」。リアフェンダーの中に入れ込み取り付けしました。
【ほかリア周り使用パーツ】
「ウェルドタブ/ナット類各種」リアフェンダーやリアウインカーの取り付けに多数使用