#157 SR500 Custom Report
「ジャーマンヘルメットでも、オーシャンビートルの 〇MTXヘルメット どちらでも似合うような個性的なチョッパーに」というオーダーでお任せで制作させていただいたSR500ベースのチョッパー。
オールドスクールなチョッパースタイルをベースにスクランブラーやサンドレースの雰囲気がアクセントになるように、やり過ぎずバランスよく追加した個性的なスタイルで制作しました。
リアセクションに 〇「 ”リジットライン”ボルトオンハードテールキット 」を組み込んだリアショックなしのリジットフレームながら、 シートの選択やスプリングの入力、角度などを念入りに設計してリジットとは思えないラクな乗り心地で組み上げており、 長い距離も疲れずに走れます。( 2017年に夏の北海道ツーリングもご一緒させていただきました )
このツーリングに間に合わせるために 〇「 もともとの姿 」 からお預かり2週間で制作したカスタムです。
急ぎの制作だったので、ペイントはハケ目の残るハケ塗りで、常連のオーナーといっしょにきれいになり過ぎないように塗りました。 乗り込むとハケ目にヨゴレ乗り味が出てくる仕様です。
【詳しい解説、ご紹介動画】
【走行動画】
( チョッパージャーナル誌の取材ムービーです)
2017北海道ツーリング (8分15秒くらいで合流しました)
Custom List
Frontハンドル、Fフォーク、ヘッドライト etc.
フロントフォークは25cm延長。 〇「 15cmロング インナーチューブ 」 に 〇「 10cmフォークジョイント 」です。この長さでも安定感バツグンのフォークスタビライザー 〇「 チークバー 」 を装着しています。
ホイールは18インチの 〇「 エキセルH型アルミリム ワンサイズワイド 」。
〇「 ハブキャップ 」 との組み合わせで旧車のホイールのようにイメージチェンジしています。
40年代のレプリカウインドシールド 〇「 HWZNジャックトレイシー 」 やオフロードタイヤをアクセントとしています。
ヘッドライトは 〇「 5.75ベーツライト 」 に 〇「 ボトムマウントライトステー 」の定番の組み合わせ。安易にビンテージパーツに頼らずに、 明るく安全、整備性がよくツーリング時に不安なく走れるセレクトです。
ハンドルはお店に転がっていたステンレスコンチハンドル。
雰囲気バツグンの 〇「 フランダースレプリカライザー/ショーティー 」で操作しやすい位置にマウント、〇「 オフセットハンドルポストカラー 」の同時装着で取り付け幅を狭くナローに変更しました。
〇「 アマルタイプスロットル 」 やショベルレバー、ミニスイッチなどでコントロール類は小さくスッキリ化、ジョッキーシフト化によりクラッチレバーが無くなったことでよりシンプルになっています。
スピードメーターはデザインのジャマをせず目立ちにくく、視認性のよいガソリンタンク左前側に「60φ機械式スピードメーター」を「ユニバーサルメーターステー」で取り付けです。
【ほかフロント周り使用パーツ】
〇「ハンドルロックウェルドオンキット」 〇「ボトムマウントウインカーステー」 〇「スモールバレットウインカー」
Centerタンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラー etc.
リアセクションの”リジットライン”ボルトオンハードテールと一直線の繋ぐためにシート下フレームを制作。
シートはホールド感のよい 〇「 BATESタイプ ソロ/ピリオンセット ホワイト 」。取り付け角度やシートスプリングの設定、 加速時のストッパーや走行時の背もたれになるピリオンパッドの位置の設定で、ヘタなサスつきチョッパーよりもラクに乗れます。
ステップは大人気の 〇「 ミッドハイステップキット 」 と同ポジションの 〇「 ミッドハイジョッキーシフト 」。シフトストローク約5cmと非常に操作しやすいジョッキーシフトキットで”バイクを操る”楽しさが増し、ロングツーリング時のフットクラッチ操作で左手への負担が減りラクです。
トラブル知らずで耐久性の高い500ccエンジンに 〇「 FCRキャブレターセット 」。 速いです。〇「 ネットファンネルセット 」 を追加しました。
マフラーは口金に 〇「 ワンオフパイプ制作用 フランジセット 」 を使用したワンオフ。スズキ/バンバン50のヒートシールドをアクセントに使用しました。
【ほかセンター/車体周り使用パーツ】
〇「フィン オイルフィルターカバー」 〇「フィン タペットカバー」 〇「スポーツスタータンク ウェルドオンキット」
〇「HWZNドリルドキックペダル」 〇「カスタムイグニッションスイッチ ウェルドオンキット」
〇「溶接タブ/ナット各種」(シートやマフラー、電装類の取り付けに使用)
Rearフェンダー、リアショック、スイングアーム etc.
その名の通りのボルト/ナットによる脱着ができる車検も安心の〇「 ”リジットライン”ボルトオンハードテールキット 」 を装着のリア周り。
往年のリジットフレームのようにステムからリアアクスルを一直線に繋ぎます。( この車輌には通常の5cmロングではなく、特注の13cmロングを装着しています)
リアホイールは 〇「 リア16インチキット 」にALL STATEダートマン。サンドレーサーやスクランブラーに習い、 リアフェンダーはすこし浮かして取り付けました。
使用したのは汎用のフラットフェンダー。 シッシーバーに括りつけた荷物の重みや振動、ロングツーリングで使用にも耐えられるように裏側に適材で効果的な補強を入れています。
シッシーバーは当時モノのスペードタイプでワンオフ制作。
定番の 〇「ビーハイブテールランプ 」を組み合わせ、オールドスクールなチョッパーのスタイルとしました。
【ほかリア周り使用パーツ】
〇「ドリルドプレートトルクロッド」 〇「スモールバレットウインカー」
〇「溶接タブ/ナット類各種」(リアフェンダーやシッシーバー、ウインカーの取り付けに使用)