#103 SR400 Custom Report
2%ERのオーナーが自分用として仕事後や休日にコツコツ組んだオールドスクールスタイルのSR400。
とくに目指したスタイルはなく、なんとなくカリフォルニアっぽいものとして〇オリジナルパーツ とワンオフパーツを使って造りました。
こだわったのは「走り」 と 「乗り心地」。 リアリジットでどこまで乗り心地よくつくれるかがテーマでした。
フロントは18インチのまま、リアは16インチに換装。 前後とも高さの少ない丸みのタイヤで街中での旋回性バツグンです。
〇15センチフォークジョイント とスイングアーム延長加工でロングホイールベースとなり高速巡航も安定。
リジットサスながら体型にあわせたハンドルと 〇ミッドハイステップ 、 バネつきサドルシートで1日下道500キロは軽く走れます。
●NEWORDERチョッパーショーアワード車輌。
〔 全体シルエット 〕
リア16インチ
スイングアーム6cm延長加工
15cmフォークジョイント
Custom List
Frontハンドル、Fフォーク、ヘッドライト etc.
チョッパースタイルを決定づける 〇「 15cmフォークジョイント 」。ボトムケースはスムージング&ポリッシュ仕上げ。ノーマル18インチのフロントホイールは、ちいさなタイヤのセレクトでロングフォークながら街中でも振り回せます。
〇「 アルミハブキャップ 」 でクラシカルに。
〇「 オールドベーツタイプサイドマウントライトキット 」 。往年のBATESから型を起こしたライトですがH4バルブで明るく車検もOK。チョッパー/ボバー/ダートレーサーなどあらゆるビンテージスタイルに似合います。
ハンドルはワンオフ。ビンテージドッグボーンライザーの幅に合わせてステンレスパイプを手曲げしたものです。WM製トップブリッジやショベル用クラッチレバーをブレーキに流用、ミニスイッチなどでシンプルに仕上げました。
アンダーステム下には 〇「 ハンドルロックウェルドオンキット 」。安心して街中に駐車できるのと、車検対応策として新設しています。
スピードメーターはデザインのジャマをせず目立ちにくく、視認性のよいガソリンタンク左前側に「60φ機械式スピードメーター」を「ユニバーサルメーターステー」で取り付けです。
Centerタンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラー etc.
すこしナロー加工したピーナッツタンクはワンオフ。容量6リットルで150㌔走行できます。上面に飽きない程度のモールディングをいれました。
シートレールドロップ加工したフレームはノーマルより大幅にナロード。サス受け部分は当時のカスタムフレームを標榜にプレート式で制作です。
右側はラクなポジションの 〇「 ミッドハイステップキット 」 をそのまま使用し、シフト側は試作品として制作したジョッキーシフト。 操作が楽しく、とくにロングツーリングがラクになります。
ソロサドルシート、ピリオンパッドはビンテージを使用。このスタイルの中での最高の乗り心地になるよう取り付け角度やピリオンパッドの位置は特にこだわりました。
ワンオフの1in2マフラーにFCR39キャブレターの組み合わせ。
安心でオイル管理もわずらわしくないノーマルエンジンながら130巡航可能。 ハイギアード化したファイナルで最高速は150㌔以上です。
シート下電装ボックスはフレーム形状に合わせたワンオフ。 左側にメインキーを移植しています。
Rearフェンダー、リアショック、スイングアーム etc.
リアショックは無くリジットサス。 ツイストデザインでワンオフ制作しました。フレーム/スイングアームの取りつけ部分を加工し幅を細く取りつけしました。
16インチリアホイールはXS250から流用。「XS250ホイールコンバージョンキット」を使用しています。 グッドイアーレプリカタイヤを履いています。
6cm延長したスイングアーム内側から生えるショートシッシーバー。 街乗りでの買い物の荷物を縛るのにちょうど良い長さです。ロングツーリング時には長いものに取り替えて、テントと寝袋をくくりつけています。
フラットフェンダーにモールディングベースを造りDUOテールを取りつけました。オールドスクールチョッパー定番の手法です。