#120 SR400 Custom Report

独立する前のチャックボックスでの修行時代、2000年頃に当時の自分の気持ちを投影して初めて自分用に造ったSR400のKUSTOMです。

全体シルエットはカフェレーサーながら、当時の自分が好きだったチョッパーやKUSTOMの要素を取りいれ、過去に無かったミクスチャースタイルで制作しました。

〇他人のマネをしない

〇どこかで見たバイクにならないように

〇絶対に他人とカブらないように

〇自分の好きなものを詰め込んで全体バランスを取る

〇自分にとって初めての技術にチャレンジする

こんなことをテーマに残業時間や休日にコツコツ組んだSR400です。

 

〇細かく見てもおもしろいバイク

というテーマも掲げて、それぞれの取りつけステーなどはステンレス製で意匠性の高い造りにしました。

 

各部ヒネくれた尖った造りや部品のセレクトは当時の自分の気持ちそのものです。コフィンタンクやシートレール幅の幅詰め加工、スクエアサイレンサーなど、他人がやってなかったことをたくさん詰め込みました。

 

 

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(THE SR TIMES 掲載ページはこちら

Custom List

Frontハンドル、Fフォーク、ヘッドライト etc.

フロントホイール

◯初期型の19インチ。タイヤはメッツラーのレーザーテック。320φディスクに黒く塗ったブレンボキャリパーの組み合わせです。


ヘッドライト

◯ビンテージ角ライトで角目2灯。ステンレスのパイプ材を使用し、流れるような動きのあるライトステーを制作しました。


ハンドル/ハンドル周り

◯ハンドルもステンレス製のワンオフ。セパレートハンドルとロボットハンドルを組み合わせたデザインです。ハンドル幅は45センチとカフェスタイルでは激狭。左右の目立たないスイッチボックスもステンレスでワンオフ。トップブリッジのメクラキャップはBSA-SRから流用しました。


フロントウインカー

ダイヤモンドウインカー


スピードメーター

48φ機械式スピードメーター


Centerタンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラー etc.

マフラー

◯オールステンレスで造ったフルエキゾースト。エキパイは砂詰め手曲げで腹下に廻りこむように。サイレンサーは板金成型でスクエアタイプのメガホン形状にしました。内部を隔壁構造にし、良音です。


ステップ

◯ワンオフバックステップ。


シート

◯シートはシグナチュアタイプを本皮で。ワンオフ制作しました。

◯シートレールフレームはタンクにつながる前側の幅を狭くするナロード加工。


ガソリンタンク

◯ガスタンクはビンテージコフィンをベースに加工取りつけ。上面にステンレスのオーナメント、ガスキャップはエアクラフトタイプをフラッシュマウントしています。左側には48φメーターを半埋め加工。エグリ部分もステンレスで制作しました。


電装

◯シート下にはアイアンクロス型の電装ケース。左側のパネルをボルト留めして整備性が良いように。こちらもステンレス製です。

ICウインカーリレー

〇LEDウインカーにも難なく使える1~150ワット対応のワイドレンジウインカーリレー。純正リレーにリプロとしても使用できます。

バッテリレッサー

〇純国産で製作しているバッテリーレスキットです。


キャブレター

FCRキャブレター

〇遅いSRの走りが激変します。鋭く伸びやかな加速で始動性も良好、扱いやすいキャブレターです。

『FCR39φ用 マニホールドキット』

〇FCRキャブレターをSR400/500にガッチリ固定する専用アダプターです。


  • Rearフェンダー、リアショック、スイングアーム etc.

    リアホイール

    ◯リア周りはGX250から流用し、18インチキャストでディスク化。リアタイヤもフロントと同じくメッツラー。


    リアフェンダー/テールランプ】

    ◯ハーレー用ファットボブフェンダーを加工してステンレスステーで取りつけたリアフェンダー。変型スキャロップパターンのペイントは見る角度で色が変わるカメレオンフレーク。

    ◯テールランプはキャッツアイにグリルをつけています。


    リアウインカー

    ダイヤモンドウインカー

    ※Parts Referenceは類似商品または追加工された商品が表示されている場合がございます。