#257 SR400 Custom Report
2%ERオーナーが最初に修行をはじめたカスタムショップ、「CHUCK BOX」からの付き合いのオーナーからご依頼でした。以前に各部に手を入れさせてもらったエイジングカフェレーサースタイルからクリーンなハードテールボバーへの変更としてのオーダー。
ライトステーやハンドルは以前から取り付けしていたチャックボックス製品を加工し、13cmロングのハードテールに純正加工のナローなガスタンク、新作のフォークアウタースプリングキット、左アップ出しマフラー、タイヤから大きく離れたリアフェンダーなどオーナーのご要望を取り入れながら全体のバランスを取りつつ独特のスタイルで制作させていただきました。ホイールからフレーム、キャブレターまでほぼ全てに手を入れたフルカスタム車です。
カフェスタイル時に比べ乗り心地は格段に向上。シートは取り付け角度やスプリングへの入力レバー比の変更(一般的な日本人男性の体重で底づきしない硬さに設計です)、ミッドハイステップでバツグンに疲れにくいポジションに設定しています。
シート下にはガソリンのサブボトルを取り付けしています。
各部にうっすらとフェードの入ったブルーグレーメタリックのフレーム、グラデーションのかかったガンメタリックの外装類のペイントは、車両オーナーや2%ERオーナーとも旧知の仲の『JERK GARAGE』にお任せ。オーナーとたくさんの相談してもらい塗り上げてもらいました。
リアフェンダーのステーはスタイルと用途に合わせて2種製作。普段は高さの無いブレースですが(このカスタムギャラリーの通り)、ロングツーリングの際には荷物をくくれるシッシーバーにボルトオンで変更できる仕様となっています。
(カスタムスタート時の姿)
【ベースになったSTDハードテールコンプリート サンプル車はこちら】
【走行動画】
Custom List
Frontハンドル、Fフォーク、ヘッドライト etc.
●長さをカットし全幅45cmまで絞ったセパレートハンドルに新作のフォークアウタースプリングキット、ほっそりした車体にあえての7インチ径のヘッドライトなど独特なスタイリングでまとめたフロント周り。
【フロントホイール】
『H型アルミリム フロント ワンサイズアップ(2.15-18)』
〇レーサーからチョッパーまで外装のとどめとして使用することの多い高級感あるH断面のアルミリム。純正の1.85幅から2.15幅への変更になります。
〇ドラムハブに簡単取り付けのアルミ製ポリッシュ仕上げのハブキャップです。
〇70年代のピレリレプリカ。ストリートからトラッカー、スクランブラー、ボバー、チョッパーなどあらゆるスタイルに似合います。
【フロントフォーク】
『フォークアウター アシストスプリングキット クローム SR400/500』
〇クラシカルな外づけスプリングキットで柔らかすぎるフォークの沈み込みをアシストします。
「ボトムケース」
〇ステー類をスムージング&バフポリッシュ仕上げ。
【ヘッドライト】
〇カフェレーサースタイル定番の7インチ径、砲弾型のヘッドライトケース 。(アンメーター無し、ペイント済み)
〇オールドルーカスロゴ入りの極端にクラシカルな丸みのあるラウンドトップレンズ。H4バルブ仕様です。
『CHUCK BOX ハイマウントパイプワークライトステー』
〇ロッカーズスタイルのステンレス製ハンドメイドライトステー。(取り付け位置を変更し低くマウントしています)
【ハンドル/ハンドル周り】
〇極厚ステンレス製、極端にシンプルなハンドメイドセパレートハンドル。(長さをカットして使用)
〇ごくシンプルな定番ビンテージスタイルスロットル。
〇小振りでシンプル、握りやすいアルミ製のレバーセットです。
〇目立ちにくく操作しやすいステム下部に溶接取り付けで新設しています。
〇よりハンドル周りをシンプルにするエンジン直づけのデコンプレバー。
【ステム】
〇バーハンドル用ポスト穴の無いクラシックスタイルトップブリッジ 。 (メーターステー類をスムージングでさらにシンプルに仕上げています)
【メーター】
〇スモールタンク専用、前から見てフォークの内側にボルトオン装着できるメーターキット。
【フロントウインカー】
『ミクロウインカー』(廃盤 ⇒ 現在は『公認スタービーンズウインカー』にモデルチェンジしました)
〇超小型のミクロウインカーをエンジンマウント下部前側に取り付けです。
〇パンヘッドとも呼ばれるラウンドトップのマイナスねじ。 (ヘッドライトなどの取り付けに使用)
Centerタンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラー etc.
●人気のメニューになりつつある純正ナロー加工のガソリンタンクは安全に3点ラバーマウント。シート下フレームは純正部分を切断、肉厚鋼管で強度、精度、耐久性、整備性を考えリアの『ハードテールキット』の角度に合わせて造り直しています。乗り心地を向上させるためステップはミッドハイ、シートの取り付けに工夫を凝らしています。シート下のボトルはガソリンのサブタンクです。
【マフラー】
〇ラインにこだわり制作した45φ径の使いやすいエキゾーストパイプ。 (ブラックにペイントして使用)
〇差し込み径45φの国産ステンレス製マフラー。(中間パイプを制作して2本使用)
【ステップ】
〇定番ミッドハイステップのドリルドプレート仕様。 乗り姿のカッコよさ、疲れにくさが格段に向上します。
【シート】
〇価格、ルックス、乗り心地のバランスがとれた本革仕様のソロサドルシート。取り付け角度やスプリング入力位置の変更で底づきしにくいソフトな乗り心地で取り付けしています。
(廃盤) ⇒『現在はこちらがございます』
『ソロサドルシート 2インチスプリング コンフォートマウントセット』
〇主にカスタムフレームなどに取り付けしやすいマウントキット。レバー比も変更でき良好なクッション性で制作できます。
【キャブレター】
〇遅いSRが激変します。鋭く伸びやかな加速で扱いやすいキャブレターです。
〇プラスチックの赤ファンネルからアルミに変更、ステンレス製のゴミよけネットのセットです。
〇FCRキャブレターをSR400/500にガッチリ固定する専用アダプターです。
【タンク】
「純正加工ガスタンク」
〇幅約18cmまで絞ったノーマルベースのガソリンタンク。
〇ガスタンク後部取り付けに使用。こちらも穴径を拡大しラバーマント化して使用しています。
〇SR400/500専用に開発した容量1リットルのサブタンク。 (今回は取り付け受けをフレームに制作しシート下に設置)
【電装】
〇CDI以外のすべての電装類をエンジンのクランクケース後部に集約しています。車体の左右どちらからでも両手でアクセスでき整備性良好、車検の際スイングアーム仕様に戻しても組み替える必要は一切ありません。
〇LEDウインカーにも難なく使える1~150ワット対応のワイドレンジウインカーリレー。純正リレーにリプロとしても使用できます。
『バッテリレッサー』
〇純国産で製作しているバッテリーレスキットです。
【イグニッション】
〇小型のイグニッションスイッチをM6ボルトで好みの位置に取り付けするキットです。
【エンジン】
「クランクケースカバー」
〇ブラックのリンクルペイント仕上げ。
〇純正エアクリーナー取り外しの際に必要なフィルターキットです。
【駆動系】
〇スチール製で耐久性の高いリプレイススプロケット。
Rearフェンダー、リアショック、スイングアーム etc.
●全体のスタイリングを決定づけるハードテールキット(13cmロング)に頑丈なスチール製リブフェンダー、シッシーバー無しのシンプルなリア周り。
【リアホイール】
『H型アルミリム リア ワンサイズアップ(2.50-18)』
〇レーサーからチョッパーまで外装のとどめとして使用することの多い高級感あるH断面のアルミリム。純正の2.15幅から2.50幅への変更になります。
〇リアブレーキパネルに被せるだけのクラシカルなポリッシュアルミのアクセサリーカバー。
〇70年代のピレリレプリカ。ストリートからトラッカー、スクランブラー、ボバー、チョッパーなどあらゆるスタイルに似合います。
【ハードテール】
『”リジットライン”ボルトオンハードテールキット』(13cmロング 受注販売)
〇その名の通りのボルト/ナットによる脱着式ハードテールキット。純正フレームのシートレールを造りなおしてリジットライン化します。車検時やスタイル変更時にスイングアーム/リアショック仕様に戻すことができます。
【リアフェンダー】
〇厚みがあり耐久性の高いリブフェンダー。取り付け穴周りに補強プレートを追加してさらに頑丈にマウントしています。
「フェンダーステー」
〇ステンレス材を手曲げで制作したシンプルなブレ-ス
〇フェンダーxフェンダーブレイスの組付けステーとして使用。
〇パンヘッドとも呼ばれるラウンドトップのクラシカルなマイナスねじ。 (フェンダーの取り付けに使用)
【テールランプ】
『ロックテール』
〇ステンレス製の小振ぶりなテールランプ (ステンレスのフェンダーブレースに直溶接して使用)
【リアウインカー】
『ミクロウインカー』(廃盤 ⇒ 現在は『公認スタービーンズウインカー』にモデルチェンジしました)
〇超小型、強力LED仕様の極小ウインカー。
〇~6mm取り付けウインカー用溶接ステー。
【駆動系】
〇安価で耐久性のあるリプレイススプロケット。
※Parts Referenceは類似商品または追加工された商品が表示されている場合がございます。