#227 SR400 Custom Report
大阪からオーダー頂いたフロント19/リア16インチホイール、13cmロングハードテールキットを組み込んだビンテージスタイルのボッパーです。
当時のカスタムマナーに習いながら外装類を組み上げ、ポジションはオーナーの体格に合わせた見た目と乗り心地を両立させたカスタムに仕上げています。
加工取付したビンテージのハーレーアエルマッキ加工のガソリンタンクへのエイジングペイントは世界中からオーダーを集める「BACON」にオーナー様に好みのカラーリングのみを伝えてお任せでデザインペイントしてもらいました。
【各部の詳しいご紹介動画】
【走行】
Custom List
フロントホイールの19インチ化は他車種から流用のリムに特注スポークで組み上げました。タイヤはオールドピレリのレプリカタイヤを履かせています。ハンドルはノーマルフレーム/ハードテールフレームどちらでも似合い、ラクで疲れにくい「ルーズライドバー」。ハンドルコントロール類は「アマルタイプスロットル」やミニスイッチに変更、エンジン直付けの「ロックデコンプレバー」、メインキーに移設や「ハンドルロックウェルドオンキット」によるロック位置の移設、スピードメーターの移設など2%ER定番のスッキリ処理で雰囲気よく仕上げています。
メーターは小振りな「機械式スピードメーター48φ」を目立ちにくく視認性のステム左側に「インサイドメーターステー」で取り付けしています。
ヘッドライトは「5.75インチベーツライト」を「ボトムマウントライトステー」で車体に寄せて取り付けしています。
特徴的なガソリンタンクはハーレーアエルマッキのガソリンタンクを幅詰め加工したワンオフ品。オーナー様が特にこだわられたポイントです。安全に3点ラバーマウントで取り付けしています。独特の風合いとデザインのカスタムペイントは「BACON」によるものです。
マフラーは口金に「エキパイフランジセット」を使用したワンオフエキゾーストパイプのエンドにオーナーご指定の「汎用ステンレストランペットマフラー」を組み合わせました。
リアの”リジットライン”ボルトオンハードテールキット”と一直線に繋がるように肉厚鋼管で造りなおしたシート下フレーム。強度、精度、剛性、整備性にこだわり施工しています。
シートは「本革batersタイプソロシート」の裏板にレバー比(テコ)を変換するバックプレートを仕込み、底づきしにくく乗り心地が良いようにスプリングマウント。
体重を大幅に分散できる「ミッドハイステップキット」と合わせてリアショック無しのリジットとは思えないソフトな乗り心地で仕上げています。
さらに加速時の上半身のストッパーとして「本革BATESタイプピリオンパッド」を追加しています。(ソロ/サドルシートセットはこちら)
スッキリまとめた電装類はフレームの補強板裏側にCDI、その他全ての電装品やハーネスすべてを整備性良く目立ちにくいエンジン後部に「カスタム電装プレート」を使ってまとめています。
【ほかセンターまわり使用パーツ】
「ブリーザーフィルター」
「ウェルドタブ/ナット類など溶接用パーツ」各部に多数使用
〇ガソリンタンクxフレーム「溶接用ナット非貫通M8」(タンクに埋め込み)、「ウェルドタブ4.5ミリLサイズ」
〇エキパイxフレーム「ウェルドタブ4.5ミリMサイズ」
〇シートxフレーム「溶接用ナット非貫通M8」(スプリング受けに使用)、「ウェルドタブ9ミリMサイズ」
「”リジットライン”ボルトオンハードテールキット」(13CMロング)を組み込んだリア周り。ステムからリアアクスルを一直線につなぐことができる加工用キットです。
取り付けはその名の通りのボルトオン設計で、リアショック仕様へのスタイル変更が容易に行えます。
リアホイールは人気の「リア16インチキット」。一般的なハーレーと同サイズとなり幅が広がり重厚感が出ます。多くのビンテージパターンタイヤを選ぶことができるのも魅力の人気のメニューです。
フェンダーは定番のフラットフェンダーに「ビーハイブテールランプ」の組み合わせ。
シッシーバーはオーナーのご要望にアレンジを加えて6角棒で製作したワンオフ品です。フェンダー、シッシーバーへのエイジング加工もガソリンタンク同様に「BACON」にお願いしました。
【ほかリア廻り使用パーツ】
「ドリルドプレートトルクロッド」
「溶接タブ/ナット類など溶接用パーツ」各部に多数使用
〇フェンダーxフレーム「ウェルドタブ4.5ミリMサイズ」x4
〇トルクロッド受けボス「ウェルドトールナットM8」
〇ウインカーxフレーム「ウェルドタブ4.5ミリSサイズ」