#149 SR500 Custom Report
リジット、ジョッキー、スプリンガーなど2%ERのオールドスクールチョッパースタイルのフルコースで制作したSR500のカスタムで、
”リジットライン”ボルトオンハードテールキット で骨格を三角形なリジットフレームに、フロントにはハーレー用を加工取り付けした10インチオーバースプリンガーフォーク、タッチ、シフトストロークなどに拘った ミッドハイジョッキーシフトキット などを使用しています。
スタイルはオールドスクールチョッパーに習い二等辺三角形のシルエットに整え、あえてのワイドスプリンガーなど全体的に線が細くなりすぎないように、各部やりすぎずにスタンダードなチョッパーとして制作しました。
ペイントやエイジング加工はオーナーの希望により2%ER代表の山口が担当、〇「 BACON 」の工場で手助けしてもらいながら塗り上げました。
〇「 カスタムフロント 掲載記事はこちら 」
〇「 雑誌THE SR TIMEさんの取材風景ムービーはこちら 」
〇「 関連ブログ記事はこちら 」
〇「 2017ニューオーダーチョッパーショーのブログはこちら 」
【 JOINTS2017出展車輌 】
1年で10000キロ走られ、各部点検後の軽い試走はこちら
Custom List
Frontハンドル、Fフォーク、ヘッドライト etc.
フロントはハーレー用スプリンガーを加工流用。フロントブレーキパネルをフローティング加工することによりブレーキング時のめくれ上がりを防止、
沈み込むブレーキに造り変えました。
車検や盗難対策として 〇「 ハンドルロックウェルドオンキット 」でハンドルロックを目立ちにくく使いやすいアンダーブラケット下に新設、
ノーマル18インチのフロントホイールには 〇「 ハブキャップ 」を追加、貼り付けるだけで、ダミーエアスクープを隠し旧車のホイールのようにクラシカルになります。
ワンオフのライトステーに 〇「 5.75ベーツライト 」をセット。奇をてらわずにスタンダードで明るいライトを選びました。
パウコ製4インチスクエアライザーに抑えがきくドラッグバーハンドル。ジョッキーシフトのためクラッチレバーが無くなり、スイッチ類の移設や〇「 アマルタイプスロットル 」によるスロットルの小型化などで非常にスッキリと仕上がっています。
スピードメーターはデザインのジャマをせず目立ちにくく、視認性のよいガソリンタンク左前側に「60φ機械式スピードメーター」を「ユニバーサルメーターステー」で取り付けです。
【 ほかフロント周り使用パーツ 】
〇「 ボトムマウントフロントウインカーステー 」 〇「 スモールバレットウインカー 」
Centerタンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラー etc.
ガスタンクはトラブルを予防するために、鉄板が薄くなったり取りきれないサビがあるビンテージものから型を取り、SRに似合う大きさで1枚の鉄板から新規で制作したコフィンタンク。微振動の大きいSR400/500ですが、3点ラバーマウントで取り付けクラックを予防しています。
ステップは 〇「 ミッドハイ ジョッキーシフトキット 」。純正フォワードステップ比、前8cm、上6cmのポジションは体重を分散させやすくお尻にかかる疲労を軽減、乗車姿勢もカッコよくなりラクにライディングできる2%ERのカスタムに欠かせない
ミッドハイステップキット のポジションそのままに、フットクラッチ、ハンドシフト機構の操作を楽しめるキットです。この車輌はオプションとしてアンティーク家具のドアノブをシフトノブとしています。
シートは正体不明のビンテージ。オールドベイツのように今どきのソロシートよりも2cmほど細身で、3cmほど全長が長いベースのボタンダウンシートです。 カリフォルニアで購入したものを取りつけました。
シート下フレームはボルトオンハードテールのラインに合わせるためストレートドロップ加工。
500エンジンに 〇「 FCRキャブレターセット 」でかなり速いです。安全のために 〇「 FCRキャブレター用ネットファンネルセット 」を追加。
キックペダルは 〇「 ハーレーレプリカ 」。面積が広くなりラクにキックできます。
エキパイからワンオフ制作したフルエキゾーストマフラー。”見たことの無い形にしてほしい”とのオーダーだったので、板金形成した4角いマフラーを制作しました。
丸みのあるオイルタンク風電装ボックスもワンオフ制作です。
【 ほかセンター/車体周り使用パーツ 】
〇「 フィン オイルフィルターカバー 」 〇「 フィンタペットカバー 」 〇「 ブリーザーフィルター 」
〇「 カスタムイグニッション ウェルドオンキット 」 〇「 ワンオフマフラー制作用フランジセット 」
〇「 ウェルドタブ/ボス各種 (電装ケースやシートの取り付けなどに使用) 」
Rearフェンダー、リアショック、スイングアーム etc.
全体シルエットの要となる 〇「 ”リジットライン”ボルトオンハードテールキット 」。往年のリジットフレームさながらの三角形シルエットを形成できます。ボルトオン設計なので気になる車検もスイングアーム仕様に変更すればラクにパスできます。
リアホイールは 〇「 リア16インチキット 」で通常のハーレーサイズにインチダウン。幅広になったタイヤを避けるため 〇「 ドリルドプレートトルクロッド 」を追加しています。
フラットフェンダーのアールをわざとタイヤに合わさずに、適当に組まれたようなザツなスタイルとして取り付けました。
フォークシッシーバーはワンオフ制作、背面に定番のルーカステールランプを取り付けました。
【 ほかリア周り使用パーツ 】
〇「 スモールバレットウインカー 」