#148 CB400SF スーパーフォア

Custom Bike

#148 CB400SF スーパーフォア Custom Report

教習車でおなじみのロングセラーモデル、ホンダCB400スーパーフォアをベースに製作したカフェレーサースタイルのカスタムです。

オーナーさんはお洒落な建築士さんで、車輌持ち込み時のオーダーはガスタンクの形と「カフェレーサー」というキーワードのみ。それ以外は2%ERの過去のカスタム車を気に入っていただき、色味も含めてすべてお任せのオーダーでした。

 

今もなお進化し、新しいスタイルが現れる続けるカフェレーサーですが、このスーパーフォアは現在ヨーロッパを中心にムーブメントとなっているホリゾンタル(水平)基調のブラットカフェを標榜に2%ER流の解釈とアレンジで製作しました。

主なカスタムメニューはハンドル/ヘッドライトまわり、サブフレーム造り直し、ワンオフのガスタンク、シート/シートカウル、サイドカバー、ワンオフマフラーなどのみでホイールやブレーキなど足周りはノーマルです。

ロボットみたいなデザインのCB400SFですが、太足でマッシブな箇所だけを残し、オーナーさんの雰囲気に似合うように、主要な部分にのみ手を加えて全体を

すこし悪っぽく、ネオクラシックなイメージでデザイン、製作しました。

 

ペイントは 〇「 カミカゼピンストライプ 」。色味もお任せだったのでかなり悩みましたが、オーナーの服装の普段着や雰囲気に合う色、パターンを目の前で何度も調色してもらい塗り上げてもらいました。

 

この見た目でV-TECHもしっかり作動させており、高回転に入ったときの加速がバツグンに楽しいです。

 

〇「 カスタムフロント掲載記事はこちら

 

〇「 ガソリンタンクの製作過程はこちら

 

Custom List

Frontハンドル、Fフォーク、ヘッドライト etc.

オーナーのキーワードだった「カフェレーサー」らしくハンドルはセパレートハンドルに変更。〇「 カフェスタイル セパレートハンドル 」です。合わせて〇「 パイプワークライトステー タイプⅠ 」を使用。

それぞれステンレス材を使用した35φフォーク(SR400/500など)用のレギュラー商品ですが、CB400SFに適合するようにメインパイプを41φでワンオフ製作しました。

ヘッドライトはクラシカルな砲弾型、 〇「 ルーカスヘッドライトケース 」。

デイトナのブレーキマスターやスピードメーター、他車流用のクラッチレバー、ミニスイッチ化、

〇「 アマルタイプスロットル 」などでハンドルまわりはほどほどにスッキリ化。

 

プラスチックだったフロントフェンダーは短めのものをステンレス材でワンオフ制作しました。


Centerタンク、オイルタンク、シート、ステップ、マフラー etc.

1枚の鉄板からワンオフ制作したガソリンタンクはオーナーの思い描いた形そのものを製作。このカスタムバイクの起点となった部分です。 ペイントは京都のカミカゼ。半ツヤの濃いブルーグレーをベース色に、ダークグレーのパターン、その外側にうっすらモスグリーンのピンラインが入る渋い仕様とさせていただきました。

ガソリンタンクのデザインに合わせてノーマルのシート下フレームを切り落とし、水平なラインになるように肉厚のスチールパイプで造りなおしました。

各部の機能を守るためエアクリーナーは純正をそのまま使えるように、後の整備性を考慮し、各部分にアクセスしやすいよう造っています。

変更したフレームに合わせて製作したサイドカバーはアルミ叩きだしでワンオフ制作。

腹下でキュッとまとまるフルエキゾーストはワンオフ。

エキパイはスチール、サイレンサーはステンレスの 〇「 汎用メガホンマフラー 」を使用し製作しました。


  • Rearフェンダー、リアショック、スイングアーム etc.

    シート下フレームから一直線でつながるフレームの上に、ガソリンタンクと合わせたデザインで制作したスチール製ワンオフシート/シートカウル。

    迫力のあるリアタイヤがよく見えるように造りました。テールランプはルーカステールをすこし埋めこみ気味に取り付けです。

    リアショックは他車流用、2cmだけ車高を下げています。

    ウインカーは 〇「 スモールバレットウインカー 」。

     

    画像にはありませんが、よく長距離のツーリングの出掛けられるオーナーのために、

    所要時間5分でカンタン脱着できるリアキャリアを製作しています。

    ※Parts Referenceは類似商品または追加工された商品が表示されている場合がございます。